2024年の冬は暖冬か寒冬か
2024年10月10日に、気象庁の東京気候センターが発表したレポートによると、今年の冬はラニーニャ現象が発生し、寒冬になると予測されています。寒冬の読み方は「かんとう」です。
また、ラニーニャ現象は長くは続かず、早めの春に向かうと言われています。
ただし、天気の予測は難しいので、今後の観測でまた変わるかもしれません。
El Nino Monitoring and Outlook / TCC
Tokyo Climate Center Home Page
エルニーニョ現象とは
エルニーニョ現象とは、赤道太平洋の中央から東部の海面温度(SST)が平年よりも高くなる状態のことをいいます。貿易風の影響も弱まります。
これにより、東アジアや日本の冬が暖冬になりやすく、雨のパターンも変わります。
ラニーニャ現象とは
ラニーニャ現象とは、エルニーニョとは逆に、中央から東部の海面温度が平年より低くなる状態をいいます。貿易風の影響が強まり、東から西へ勢力の強い風が吹きます。
これに伴い、シベリアからの寒気が強まり、日本では厳しい寒さと雪が増える傾向があります。
まとめ
現時点では、寒冬になることが予測されていますので、そろそろ冬の準備を始めてはどうでしょうか。
特に北陸地方にお住まいの方は、雪の影響などもあるでしょうから、くれぐれもご用心ください。
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