10月15日は「たすけあいの日」

メンタルヘルス

「たすけあいの日」とは

2024年10月15日(火)は「たすけあいの日」です。

たすけあいの日とは、1965年(昭和40年)に全国社会福祉協議会によって制定され、毎年この時期に、日常生活での助け合いやボランティア活動への参加の呼びかけなど、「たすけあい」の社会機運を盛り上げるためのPR活動が展開されています。

例えば、地域の清掃活動や地域防災訓練への参加をはじめ、様々な「たすけあい」の形はありますが、まずは地域住民同士でのあいさつ運動から始めて、地域の繋がりを広めていくと良いのではないでしょうか。

「たすけあいの日」が制定された時代背景

「たすけあいの日」が制定された1965年(昭和40年)ごろは、日本は経済成長の最中であり、勤労に勤しむ反面、「核家族化」など、地域とも繋がりが希薄化していく傾向にありました。

そこで、社会福祉の重要性が改めて見直され、全国社会福祉協議会は「たすけあいの日」を制定し、社会活動への参加を積極的に呼びかけました。

「核家族」とは、親と子供だけで家庭を形成し、祖父母や親せきなどと離れて暮らす家族形態のことを言います。地域との交流の機会が減るとともに、地域との関わりよりも自分の生活を優先する価値観の変化などが地域との繋がりが希薄化している主な理由です。

大切なのは「感謝の心」

しかしながら、人は一人では生きていけません。

決して自分一人の力で生きているわけではなく、多くの人の支えがあって成り立っているので、そのことを決して忘れず、「感謝の心」を大切にしてください。

他の誰かのために自分にできることを少しずつ取り組んでみてはどうでしょうか。

また、自分ですべて抱え込まず、困ったときには周りに甘えてもよいと思います。それが、「たすけあい」の真骨頂ではないでしょうか。

One for all, all for one.(みんなは一人のために、一人はみんなのために。)

コメント

タイトルとURLをコピーしました