こんにちは。蒸し暑い日が続く夏、体調を崩しそうになるこの時期に耳にするのが「夏土用(なつどよう)」や「土用の丑の日」という言葉です。
「うなぎを食べる日」というイメージが強いですが、実は夏土用の期間には「やってはいけないこと」や、夏を元気に乗り切るための大切な過ごし方があります。
本記事では、2026年(令和8年)の夏土用の期間をはじめ、期間中の禁忌、そして2026年の「土用の丑の日」について分かりやすく解説します!
2026年の「夏土用」はいつからいつまで?
2026年の夏土用の期間は、7月19日(日)~8月6日(木)の19日間です。
土用とは、立夏・立秋・立冬・立春の直前の約18日間を指す言葉で、夏土用は「立秋(りっしゅう)」の前の期間にあたります。2026年の立秋が8月7日(金)であるため、その前日までが夏土用となります。
2026年の「土用の丑の日」はいつ?
夏土用の期間中に訪れる「丑(うし)の日」が、皆さんおなじみの「土用の丑の日」です。
2026年の土用の丑の日は1回だけで、日程は以下の通りです。
- 2026年 土用の丑の日:7月23日(木)
※年によっては期間中に丑の日が2回(一の丑・二の丑)ある場合もありますが、2026年は7月23日の1回のみとなっています。
夏土用に「やってはいけないこと」4選
古くから、土用の期間は「季節の変わり目で体調を崩しやすい時期」とされ、また陰陽道において地(土)の神様(土公神・どくじん)が支配する期間と言われています。そのため、以下のような行動は控えるべきとされてきました。
土いじり(穴掘り、ガーデニング、建築の基礎工事など)
土の中に神様がいらっしゃるため、土を掘り返したり動かしたりして神様を怒らせてはいけないとされています。草むしりやガーデニング、リフォームの着工などは、土用の期間を避けるのが一般的です。
新しいことの開始(起業、結婚、就職など)
季節の変わり目でエネルギーが不安定な時期であるため、転職や開業、結婚、新居への引越しなど、人生の大ききな転機となる「新しいこと」を始めるのには向かないとされています。
方角を変える移動(旅行、引越し)
土用の期間は、すべての方向の気が乱れるとされています。そのため、大吉方位への旅行や引越しであっても、この期間中の移動は避けた方が無難と言われています。
【例外】やってはいけない期間でも大丈夫な「間日(まび)」
「19日間も土いじりや旅行ができないのは困る!」という方のために、「間日(まび)」という救済日が存在します。 間日は、土公神が地上を離れて天に昇る日とされているため、土いじりや移動を行っても問題ありません。
【2026年・夏土用の間日】
- 7月26日(日)
- 7月27日(月)
- 7月31日(金)
- 8月6日(木)
予定がある方は、ぜひこの間日を活用してみてください。
夏土用に「やると良いこと」・おすすめの過ごし方
やってはいけないことがある一方で、夏土用の時期だからこそ推奨される日本の知恵もあります。
梅干しの「土用干し」
梅雨の時期に漬け込んだ梅を、夏土用の強い日差し(三日三晩)に当てて天日干しする作業を「土用干し」と呼びます。この時期の紫外線によって、梅干しの殺菌効果や保存性が高まります。
衣類や本の「虫干し」
クローゼットや押し入れに眠っている冬物衣類、着物、本などを風に当てて湿気を飛ばすのにも最適な時期です。秋・冬を迎える前の大切なメンテナンスになります。
2026年の夏を乗り切る!「う」のつく食べ物
夏土用には、暑さで落ちた食欲や体力を補うため、「う」のつく食べ物や「黒い食べ物」を食べると病気にならないと言われています。
- うなぎ: 疲労回復に効くビタミンAやB群が豊富。
- うどん: 食欲がない時でもツルッと食べられて消化が良い。
- うり(きゅうり・スイカ・冬瓜): 体内の熱を逃がし、水分補給になる。
- 梅干し: クエン酸が豊富で夏バテ防止、塩分補給に最適。
- 土用しじみ(黒い食べ物): 夏のしじみは肝臓の働きを助け、夏バテ予防に。
豆知識: うなぎを食べる習慣は、江戸時代の学者・平賀源内が「本日、丑の日」と書いた貼り紙をうなぎ屋の店頭に貼ったところ、大繁盛したことが始まりという説が有名です。
まとめ:2026年の夏土用を健やかに過ごそう
2026年の夏土用は7月19日(日)~8月6日(木)、土用の丑の日は7月23日(木)です。
昔からの禁忌(土いじりなど)は、現代風に解釈すれば「猛暑の時期は無理をせず、体を休めなさい」という先人からの体調管理のアドバイスでもあります。
しっかりと栄養のある「う」のつく食べ物を食べ、間日をうまく活用しながら、本格的な秋を迎える準備をしていきましょう!



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